be kind rewind
先週は「僕らの未来へ逆回転」観に行きました。良かったです。前作よりもずっと好きかも。ロイヤルテネンバウムズで会計士役だったダニエル・グローヴァーがビデオ屋のおじいさん役です。邦題への配慮のしかたがおかしい。
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円高のニュースがどうしても目にとびこんで、旅行へ行きたくなりますね。
去年の9月ニューヨークへ行きました。もう1年経ってしまった。スーパーで彩りに買った林檎はかじるタイミングを失って、そのまま日本まで持って帰ったのです。父はその林檎をずーっと、食べないでテーブルに置いたりピアノの上に置いたりして「これはアメリカの林檎だ。形ですぐわかるんだ。いかにもアメリカだ」と何度も言っていました。林檎は猛烈なワックスのおかげか長いこと腐りませんでした。この父からはじまって我が家ではみんなニューヨークにロマンを感じています。下の兄夫婦をのぞいては一回ずつくらいしか行った事ないはずだけど。。来年の秋にはまた行けるといいなぁ(あっちゃんへの私的な呼びかけ)
読書の
最近は小説を読んでもすぐ忘れてしまうのであまり読まないのですがまめ知識本みたいなものなら読めるみたい。解説本がすきなのかなと思う。子供のころから説明書とか読むの好きだしな。何かの背景を教えてくれるのってパズルのピースがはまっていくようでいいです。というか一冊はまんがですが。。大好きです。。
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教養の
新橋のリクルートG8ギャラリーでFASHION / GRAPHIC展を観てきました。植原亮輔氏、菊地敦己氏、平林奈緒美氏の手がけたファッションブランドに関わるグラフィックの展示でして、この日はお三方のトークショーも参加してきました。お三方が実際にお話しているところを観るのは初めてでしたが、仕事への姿勢やお人柄がよく伝わって来て面白かったです。性格の全然ちがうお三方でのトークでした。資生堂FSP以来あこがれの平林さんは非常にストイックで女性らしい人だと思いました。行ってよかった。。展示も豪華でした。3人とも同じ標本箱のようなものを使って展示していて違いもおもしろかった、やはり緻密なのは平林さんでした。ディスプレイは大学の専攻だったそうで人一倍こだわりを持っていらっしゃるのだそうです。。展示作品のなかでは植原さんのtheatre productsのに見とれて硬直。。それだけでファンタジーでした。。素敵だった。。
芸術の その2
最近は美術館ラッシュです 8月も随分行きましたが。ミレイ展ももう一度行きたかった
金曜日は会社帰りに新美術館へ 実は初めて行きましたが乃木坂駅直通で便利ですね 中は暗くて視界がはっきりせず。。ピカソ展に行ってみたのですが予想外にキュビズム以降の作品が多くて残念。。ざっくり言えば結局は青やバラ色、サーカス、肉付きのよい女の人なんかを描いた時代がすきなのです。。ギターなんかのオブジェ達をあんなにたくさん観るのは初めてでしたがかわいらしかったです
この週末は
土曜日にヴィルヘルム・ハンマースホイ展と日本橋三越でやっていたロベルト・ドアノー展へ どちらも観ごたえがあって良かったです。ハンマースホイは北欧らしい色合いで、不思議と写真や現代美術のような雰囲気を感じました 素敵なお家。ドアノーの方はどうしてこんな写真が撮れるのかっていうことで素敵な光景がめまぐるしく入って来てうわーっとなりました。こんな景色がある事もすごいというか、時代そのものがすごいんじゃないかみたいなこともなんといっていいかわからないけど思いました。。
あとビデオを観て知ったけど 例えば人が素敵なやりかたで道を歩いたりして撮り逃がしたら「今のもう一回やって!」ていうのはドアノー的に全然ありなのだそうで、そういうやらせみたいのは結構あるそうです。上のキスの写真なんかもそう。一番有名なのもそうだったとか話を聞いたことがあったような。。あと内気な性格だから最初の頃は子供しか撮れなかった、でも子供が心を開いてくれてどんどん撮れるようになっていったみたいな話もしてて、ほっこりした。
日曜日は上井草にあるちひろ美術館でやっている茂田井 武展へ ここも初めてでしたが、こじんまりながらもスペースの使い方が上手で良い雰囲気でした 小さい頃はちひろさんの描く子供の絵がこわかったのだけど、改めて観るとヨーロッパ旅行のスケッチなんかが素敵でした。茂田井さんの水彩画にはめろめろになりました。。21歳くらいからヨーロッパ放浪の旅をされていたそうでその時のスケッチなんかほんとうにきれい。分厚いわら半紙みたいなでこぼこの紙にのせた、茂田井さんの水彩はとろりとしながらも澄んでいて あこがれの質感!この日もヨーロッパの美しい情景にみとれた人の映しとったものをさんざん眺めた訳でした。思わず画集も購入。おすすめです!
終わらないうちにフェルメール展にも行きたいのだけど込んでいそうでなかなか行く元気が出ませんなぁ