芸術の その2

最近は美術館ラッシュです 8月も随分行きましたが。ミレイ展ももう一度行きたかった


金曜日は会社帰りに新美術館へ 実は初めて行きましたが乃木坂駅直通で便利ですね 中は暗くて視界がはっきりせず。。ピカソ展に行ってみたのですが予想外にキュビズム以降の作品が多くて残念。。ざっくり言えば結局は青やバラ色、サーカス、肉付きのよい女の人なんかを描いた時代がすきなのです。。ギターなんかのオブジェ達をあんなにたくさん観るのは初めてでしたがかわいらしかったです 
この週末は

土曜日にヴィルヘルム・ハンマースホイ展日本橋三越でやっていたロベルト・ドアノー展へ どちらも観ごたえがあって良かったです。ハンマースホイは北欧らしい色合いで、不思議と写真や現代美術のような雰囲気を感じました 素敵なお家。ドアノーの方はどうしてこんな写真が撮れるのかっていうことで素敵な光景がめまぐるしく入って来てうわーっとなりました。こんな景色がある事もすごいというか、時代そのものがすごいんじゃないかみたいなこともなんといっていいかわからないけど思いました。。
あとビデオを観て知ったけど 例えば人が素敵なやりかたで道を歩いたりして撮り逃がしたら「今のもう一回やって!」ていうのはドアノー的に全然ありなのだそうで、そういうやらせみたいのは結構あるそうです。上のキスの写真なんかもそう。一番有名なのもそうだったとか話を聞いたことがあったような。。あと内気な性格だから最初の頃は子供しか撮れなかった、でも子供が心を開いてくれてどんどん撮れるようになっていったみたいな話もしてて、ほっこりした。


日曜日は上井草にあるちひろ美術館でやっている茂田井 武展へ ここも初めてでしたが、こじんまりながらもスペースの使い方が上手で良い雰囲気でした 小さい頃はちひろさんの描く子供の絵がこわかったのだけど、改めて観るとヨーロッパ旅行のスケッチなんかが素敵でした。茂田井さんの水彩画にはめろめろになりました。。21歳くらいからヨーロッパ放浪の旅をされていたそうでその時のスケッチなんかほんとうにきれい。分厚いわら半紙みたいなでこぼこの紙にのせた、茂田井さんの水彩はとろりとしながらも澄んでいて あこがれの質感!この日もヨーロッパの美しい情景にみとれた人の映しとったものをさんざん眺めた訳でした。思わず画集も購入。おすすめです!

終わらないうちにフェルメール展にも行きたいのだけど込んでいそうでなかなか行く元気が出ませんなぁ