往来

車に乗ることの楽しみは、移動・おでかけすることへの高ぶる気持ちも大きいのですけれど、何によるものなのか少し考えてみました。本当は多分、座席に収まって、つま先の意識で思った通りに加速したり、そっと止まったり、びゅーんと高速を走ることのできる、そのぴったりした感じです。スピードに乗って、その対流で頭の中を洗濯されるかのような。。
漫画に出てくる言葉で言えばシンクロです。今のわたしの生活の中で、シンクロ率、とくに、高いのは車だったのだということが分かった。
そのシンクロ率というもののことをもう一度考えてみると、ピアノはやはりそれに近い。意識と体の外側でおこることが一致する感覚。歌にもある。でもまだまだこれからでしょう。もう一歩。ギターや車はシンクロしすぎてなんにも考えなくてもいいなんていう人もいる。ずっとそのものに接していた証拠。歩いているみたいなもんなんだきっと。それは幸せなことだなぁ。車ではあぶないけど。。こっそりシンクロ率を持ち出して接してみると意外と事態はスムーズになるかもしれないけれど、それはおそらくとらえ方の問題なんだと思った。。。。