冬の楽しみ

Jollydouglas2007-11-23

ここ数年、周りから落語を薦められることが多く、CDを借りたり、噺をipodに入れてもらったりしたまま聴くタイミングをつかめずにいたのですけれど、ところで冬と言えば編み物だってんで、母が無意味にいい色合わせを選んではせっせと小さな正方形のものを編んでいます。うちにはいろんな色の毛糸がありまして、廃品利用が趣味だというのです。それを見ているうちに自分もなにか編みたくなってくる。。というのが毎年冬のお決まりで、一番簡単な表編み、裏編みくらいをやります。はじめはおぼつかない手も、次第に馴染んでくると止まりません。いつでも気が済むまで編み続け、後から何を作るのかを考える寸法です。そこで今夜は小三治師匠の噺を聴きながら編んでみました。「野ざらし」という噺でした。枕からして、師匠の声がとても心地よく調子良いのです。本編への導入もスムーズなこと!こんな調子で噺に耳を傾けているこちらも、手だけは編み物には集中できてとても良い塩梅です。そんな時間の組み合わせをふと見つけるのは良いことだと思いました。この冬は落語に親しむ良い機会かもしれません。。